以前に読んだ「アヒルと鴨のコインロッカー」の著者「伊坂幸太郎」。
その人のデビュー作がこの「ラッシュライフ」だ。
今回もミステリー小説なんで、しかも今回のストーリーは衝撃の意味わからなさということもあって、
あんまり感想とかないんですよ。
ただなんにも言わないのもあれなんで、今回のストーリーの主要人物を紹介します。
登場人物1
■戸田 物語最初に登場する、「金で買えないものはない」が口癖な、画商。
■志菜子 戸田との契約によって同行する、絵描き。
登場人物2
■黒澤 泥棒。昔の友人に佐々岡がいる。
■佐々岡 実は画商の戸田にひどい目にあった人物。戸田の金の力によって、絵描きとしても、人間関係にも失敗した
登場人物3
■河原崎 父親がマンションの17階から飛び降りたことに、常に何かモヤモヤし、そのときに、「仙台バラバラ殺人事件」を解決した「高橋」という男に、異常な信仰を捧げる青年。
■塚本 高橋の宗教団体の幹部。後に河原崎とコンタクトをとる。
登場人物4
■青山 プロサッカー選手。お互いの配偶者を殺す約束をする、すこし気弱な男。
■京子 その青山をリードし、これもまたお互いの配偶者を殺すこと、特に青山の妻に怒りを感じる、心理カウンセラー。
登場人物5
■豊田 上司「舟木」に解雇を告げられ、無職となった男。
■犬 仙台駅にて、豊田になついてしまった野良犬。
登場人物(その他)
■白人女性 スケッチブックに、「好きな日本語を書いてください」と掲げる女性。ちなみに登場人物2〜5の人物は、少なくとも一人はこのスケッチブックに、日本語を書いている。
まあこんなところです。
実際は、登場人物1は、あまり話にはでないので、実際はこの主な四つの登場人物のストーリーが交錯し、意外なところでつながったりします。
どうです?
まったくつながりのないこの登場人物が、まあ意外なところでつながって、少しづつ未来は変わってきます。
この本を読み終わったときは、正直、何を伝えたいか、何が書きたいか、まったくわかりません笑
まず登場人物が誰が主人公かわからないんですよ。いや、このストーリーでは、誰が主役とかは関係なくて、だから、話一つ一つの一貫性はあまりないかと思います。
それぞれが、それぞれの人生を過ごして、それがたまたま今回は、面白いようにつながっただけ。ただそれだけです。
ただ、そんな「ラッシュライフ」の、結論?真理?のような文章が転がってたので、それを紹介します。
「人生がリレーだったらいいと思わないか?」
「昨日は私たちが主役で、今日は私の妻が主役、その次は別の人間が主役。
そんなふうに繋がっていけば面白いと思わないか。
リレーのように続いていけばいいと思わないか?
人生は一瞬だが、永遠に続く」 まさに今回のラッシュライフもそうで、リレーのように繋がっていくイメージ。それがこの本の楽しみ方であって真理でもある。
最後に、ラッシュライフの「ラッシュ」には四つの意味がある。
rash lash lush rush これが、それぞれの四つの登場人物に振り分けられているといった構図になっています。
読み始めのところには、四つのラッシュの意味が書かれており、読み終わったあとに、誰がどのラッシュだったか、当てはめたりすると面白いかも知れません。
ラッシュの四つの意味が書かれたページをめくると、お城の階段を、永遠に上る兵士たちの騙し絵が。
これは読み終わればわかります。これが言いたかったことかもしれません。